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『‘&’ - 空の向こうで咲きますように -』体験版感想。


 暁WORKSの新作、『‘&’ - 空の向こうで咲きますように - 』の体験版の感想です。

 『‘&’-空の向こうで咲きますように-』を応援しています!

 暁WORKSの代表作と言えば、『るいは智を呼ぶ』ですが、プレイしたことがないんですよね。今作も主要スタッフは同じという事なのですが、特別何らかの予測や期待はないままに体験版をやってみました。るい智の高評価も納得の面白さでした。




「いこう! 今から!」
小さな指で裏山の向こうをさす思いつき。
その夏、ささやかな冒険の終わりに辿り着いた街で。
みんなと見上げた夜の空に、とてもキレイな二つの月を見た。

「なんかチーム名欲しいな」
「ヒーローみたいなやつがいい!」
「探検戦隊・カエレンジャー!!」
「ただの迷子じゃねーか!!」

それは、まだ彼らが小さかった頃のお話。
周りの大人に黙って、自分たちだけで飛び出した。
遠くの知らない街へ行くだけの、他愛もないものだけど。
子供だった彼らにとって、それは何もかもが知らないことばかりの、かけがいのない大冒険だった。


――冒険は終わる。
それぞれの理由で離ればなれになる幼馴染みたち。
楽しかった頃の記憶を思い返すこともなくなった、数年後の夏のある日。

菅野孝(かんの こう)は、再び二つの月を見る。

自分以外には誰にも見えない、幻のような月。
その原因を探るため、再び足を踏み入れた想い出の街で、孝は幼馴染みたちと再会する。
彼女たちも「二つの月」を目撃し、それぞれの場所から集まってきたのだが、
やっぱり流れた時間の分だけ、距離は遠くなっていた。

そして月の謎を追いかけて辿り着いた奇妙な樹の下で、
彼らは、自分の願いを叶えてくれる力を持った魔法のような道具を手に入れる――

二つの月の微笑む街角には、口から口へ囁かれる都市伝説の数々がある。
不思議な樹、空に咲く二つの月、道具、夜道を横切る3メートルのウサギ、
アクエンアテン王のチェス盤、謎の美少女剣士――

「道具」のもたらす「魔法の力」を試しはじめた孝たちと、
街で起こる奇妙な出来事が幾重にも交差する時。

孝の道具「グレイスワンダー」が何者かに盗まれてしまう。

使い方を誤れば、大きな災いにもなる「道具」。
責任を感じた孝は「グレイスワンダー」を取り戻すことを誓う。

かつてのように集まった幼馴染みたちと、
真新しい地図を広げて。
あの日終わった冒険の続きをはじめる―――――


(公式サイトあらすじ紹介より)



 公式サイトのコンセプト紹介によると、「街を舞台にした幼馴染たちとの冒険」がこの作品のテーマであるようです。「大人になるとはどういうことか」、「子供の頃の強さ」そういったものを描くのが目標とされているようですが、体験版をプレイしてみた限りでは、しっかりとその方向性は保たれているように感じました。そしてこういうノスタルジックな作品は個人的には好みです。

 物語の特徴としてまず目につくのは、RPGを中心としたゲームネタの多さですね。単純にネタとしてだけではなく、ストーリー展開やキャラ設定なども、あえてそれを意識して書かれていると感じるところが多々あります。具体的ないわゆる‘元ネタ’がなんとなくわかるようなシーンもありますしね。その他に、スーパーヒロインタイムネタなども登場します。俺得です。(どうでもいいですが、個人的にローグライクゲームは操作を覚えるのがめんどうで、ちょっと苦手です。)

 ストーリー全体がそういったゲームなどを下敷きにしていることもあって、この作品には結構ファンタジー要素が含まれています。(これと厨二的な要素の境界は曖昧だと思いますが、この作品においては今のところ厨二的と呼ぶのはふさわしくない気がします。)体験版をやった限りでは、かなり謎のままである部分が多かったのですが、そういった設定もしっかりと考えられていて、「その手の」作品が好きな人も楽しめるかと思います。

 グラフィックの丁寧さも割と目立っていましたね。ファンタジー的な要素を入れるのであれば、出来る限り丁寧なCGが求められるところ、そういった面での心配はなさそうですね。キャラデザが多少人を選びそうな気もしますが、個人的には悪くないです。いや、むしろ結構好きなタイプの絵柄かもしれません。キャラの表情なども丁寧に描かれていると思います。

 キャラに関しては非常に「癖のある」のは公式も認めるところのようなのですが、皆なかなかアクが強いです。個人的にはどのキャラも気に入ったのですが、人によっては特定のキャラが気に入らないということもあるかもしれません。もっとも、こういった癖のあるキャラは物語の雰囲気には合っていると思います。

 音楽もしばしば、エロゲ的と言うよりはむしろ、RPG的なBGMがあります。いくつかはペルソナなんかに出てきそうだと思うような音楽も。どれもなかなか雰囲気が出ていていいですね。OPムービーを見ていると、OP曲を作曲しているのは志倉千代丸さんだったというのが少し驚きでした。メモオフファンとしては嬉しいです。

 れてはならないのが、アニメーションの綺麗さでしょう。この作品の中には、ムービー以外にもちょくちょくアニメーションが挿入されるようです。演出的には結構いいと思いますが、そのアニメーションの出来がちょっと良さ気です。この手のアニメーションではしばしばどのキャラなのかわからないようなモノがありますが、少なくともそう言った点は見受けられなかったです。

 総合的には、期待も不安もありませんでしたが、それでも予想を越えて面白そうだと感じました。とにかく今後どうなっていくのかが気になり、そしてどのような結末を迎えるのか、非常にワクワクさせられました。と言うわけで、期待度(A〜E)は、Aです。今のところ、2月発売予定の新作の中では頭一つ抜けたかなと言う印象です。2月は注目している作品が多いのですが、これは是非購入しようと思います。
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| 美少女ゲーム感想(体験版) | 07:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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